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記録と伝承

血のついた古書

神マルクタンに失望した。
私は彼の使命に従い、このアトレイアを救うと信じていた。
運命のアルコンとして彼に従い、アトレイアを救えると信じていた。
だが神は無力だった。あらゆる災厄の前で立ち尽くすばかりだった。

使命だけではディーヴァは生きてはいけない。救われない。
神は我らに空を与えたが、飛び立った先で墜落する現実をどうするのか。
どれほど祈ろうとも、神マルクタンは運命を変えることができなかった。
ならば、別の道を選ぶだけだ。
その過程で、役に立たぬ使命を捨てることの何が悪い。

神はやはり無能だった。
自らに向けられる刃が、正面ではなく背後から迫ることすら、見抜けなかったのだから。

我らは、龍帝ファフニールに従うことを選んだ。
彼らこそが、我らを生かすだろう。

AION 2(EU)クライアントのデータ、抽出 2026-10-11. AION 2 © NCSOFT.